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脱成長 意味 [政治]

都知事選に出馬した細川護煕元首相の「脱成長」発言。随分叩かれてるみたいだけど、その本当の意味について、良く考える必要があるのではないだろうか?今回はその考える時の視点を含めて掘り下げてみよー!

叩いている人達は、それぞれの立場ごとに、色んな理由がある。ここについては深く言及するのは避けるけど、その「脱成長」という言葉を表面的にとらえているうちは、まだ本当の意味は見えてこないと思う。


「脱成長」という言葉を表面的に捉えると、成長を辞めるって意味にとらえてしまう。
マスコミの良くやる方法だ。話しを最後まで聞けば違った意味になるのに、発言の一部分だけを切り取って放送し、それに対する判断は視聴者にまかせるってやり方。


大多数の人は勘違いするのがわかっていてやるのだから困ったものだ。


で、「脱成長」に限らず、世の中にある情報の本当の意味を知るためには何が必要か?


答えは、「広い視野」「高い視点」ではないかな?


国を動かすレベルの人物が、本当にただ単純に「成長を辞めろ」ってだけ思っているのか?
そんなわけない!と思う。


個人的解釈にはなるが、「脱成長」の本当の意味を考える時に、
「人口」って要素が大事になる。
日本はかつての右肩上がりの経済の時代において、「人口増加」という要素が大きな影響を及ぼしていたのは知ってる人もいると思う。


で、人口増加=市場規模が自然に増えていく社会では、企業にとって「成長」こそ全てだった。
しかし、現在の日本は人口が減少に転じ、「右肩下がり」の経済に突入している。しかも今後、少子高齢化、生産年齢人口減少が長期的に続くときている。

つまり、市場規模が縮小に向かう経済ってとこになる。

人口ピラミッドはだいたいが予測通りに行くたね、右肩上がりの時代は当分やってこないわけだよね。


右肩上がり=市場規模が縮小の時代に、経済成長を求めてきた右肩上がりの時代と同じ価値観では、無理が出てくるって事が言いたいんじゃないかな?


だから、「脱成長」して、これからの人口減少していく世界に合った価値観を、国レベルで構築した方が、国民が皆幸せになりやすいのでは?って言いたいのかなって解釈したんだ。


まあ、「脱成長」が良い悪いは別として、やっぱり「視野を広げて」物事を見ると、一つ一つの捉え方が変わってくるなって思う。

むしろ国民が視野を広げて見れるようなインフラ作りの推進を求めたい!

今回は随分真面目な内容になったなぁ(笑)

ではまた!



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